乾燥肌だけではすまされない!かゆみの症状や原因と6つの対策

乾燥肌だけではすまされない!かゆみの症状や原因と6つの対策

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人の体には、かゆみを引き起こす物質である「ヒスタミン」というものがあります。

 

この物質は、細胞が刺激されることで、多く分泌されます。そして細胞がより反応することで、余計にかゆみは増幅します。

 

それによって、さらにかゆみの症状がひどくなってしまいます。

 

これは、皮膚をかいてしまうと、その行為が神経を刺激して、細胞がヒスタミンをたくさん分泌してしまうからなのです。

 

また、人が「かゆい」と感じるのは、「痛い」と感じる痛覚神経が刺激されるためだと言われています。この痛覚神経が弱く刺激された時に感じる感覚が、かゆみの正体なのです。

 

かゆいからといって皮膚をかいてしまうと、皮膚を保護している角質層がその刺激によって壊されてしまいます。そうなることで、かゆみはより強くなっていきます。

 

では、「かゆいと感じるのはどんな時か」というと、色々な原因があります。

 

例えば、アレルギーを持っていてその反応によるもの、皮膚が炎症していたり、皮膚疾患によるもの、また、ストレスによるかゆみということもあります。

 

ですので、その解決方法としては、ちょっとした日頃のケアでできるものもあれば、あまりにもひどいようであれば病院で診察をしてもらった方がいいものも。

 

何はともあれ、まずはかゆみについて知ることが第一歩。

 

かゆみの症状やその原因について、色々と調べてみました。

 

かゆみが起こる原因にも色々とあり、日頃のケアで対処できるものもあれば、病院で診察をしてもらったほうがいいものなどがあります。以下のような主な原因を元に考えてみましょう。

 

1.「季節によるかゆみ」

季節によっては強くなる紫外線。紫外線を浴びると日焼けをしてしまいます。日焼けは、紫外線を浴びたことで皮膚が炎症を起こしているもの。

 

ひどいと、やけどのようになってしまいますよね。
こうして皮膚がダメージを受けてしまうこと。これもかゆみの症状が出る原因のひとつです。

 

夏のような強い日差しの時だけではなく、3月頃や11月頃でも意外と紫外線は強いものです。
一年のうちの多くの時期は、紫外線にも気をつけたいですね。

 

また、冬は空気が乾燥していて、保湿クリームを塗ったり、リップクリームを塗るなどの対策をする人も多いですが、実はそれ以外の季節でも、上記に述べた紫外線のように、かゆみの発生源が存在しているのです。

 

一年中、その特徴に合わせた対策をすることが、かゆみを抑えるコツなのです。

 

他にも例を挙げると、秋や冬には、風が冷たく、空気も乾燥してきますよね。唇や手もカサカサになってしまうなど、肌のケアをしっかりしていないとかゆみを通り越して、痛みになってしまいます。

 

これと同じことが、実は夏にも言えるのです。今の時代はだいたいどこに行ってもエアコンがありますね。エアコンのつけっぱなしで空気が乾燥して、喉を痛めたという経験があるのではないでしょうか?

 

湿度の高い夏でも、現代に生きる私たちは、乾燥にも気を使う季節なのです。

 

また、時期によっては、かゆみが起きたり、湿疹ができたりという症状がでやすくなることがあります。体調不良によるものも多く、そうなってしまうのは、免疫力の低下が原因です。
気温の変化に、体が対応できないために様々な影響を受けてしまうのですね。

 

季節が移り変わる時期には、1日の中でも朝晩は寒いのに日中は暑かったりと、気温差が大きい日も多いので、体調管理には特に注意が必要です。

 

2.「病気や精神的なものによるかゆみ」

かゆみの原因になるものとしては、病気であるということが原因かもしれません。

 

以下のような病気や症状をお持ちの場合は、それが原因で「皮膚掻痒症(ひふそうようしょう)」になっているのかもかもしれません。

 

 ・糖尿病
 ・痛風
 ・腎不全
 ・便秘
 ・ストレス
 ・更年期によるもの

 

かゆみの原因として、思い当たることがある場合には、病院へ行って診察してもらいましょう。

 

上記にあげた以外にも、かゆみが生じる原因となる病気も存在します。下記のような病気がその一例です。

 

 ・あせも
 ・じんましん
 ・アトピー性皮膚炎
 ・水虫

 

こういった症状では、市販の薬を使うという方法もありますが、心配であれば病院へ行って診てもらうのが何より安心です。

 

3.「摩擦によるかゆみ」

身につけている服によって、肌との間で摩擦が起こりやすくなることがあります。それは、誰でもが経験のある、静電気が起きやすい、空気が乾燥している時期によく起こります。

 

化学繊維でできた服は、シルクなどの肌に近いと言われている成分のものや、コットンに比べて、摩擦が強くなります。摩擦が強くなると、肌に対しての影響も大きくなりがちです。

 

このように、一言に服とは言っても素材の違いによって、影響も異なってくるのです。

 

かゆみが起こる一員となっているのは、この服と肌の間で起こる摩擦なのです。摩擦によって起こるかゆみも、悩みの種のひとつですね。服は長時間肌に触れているもの。皮膚が服から受ける負担は意外と大きいのです。

 

4.「外部からの刺激によるかゆみ」

服以外にも人の肌は様々なものに触れやすいもの。外部からの刺激を受ける、肌トラブルのリスクはいたるところに潜んでいます。

 

かゆみの原因となってしまいかねない、外部からの刺激としては下記のようなものがあります。

 

・化粧品
・石鹸
・シャンプー

 

もしかしたら、肌に合わないものを使っているかも、と心当たりがある場合は、使っている商品を変えてみるのもいいかもしれませんね。

 

かゆみの原因には様々な物があることをご紹介しましたが、やはり、乾燥肌や保湿不足というのは、かゆみにとっての大きな要因となっています。

 

5.「乾燥肌によるかゆみ」

人の肌の表面にある、角質層は、保湿成分を元々持っています。その成分がセラミド、天然保湿因子(NMF)や皮脂といったものです。

 

それにより、人の肌には水分が保たれています。そうした潤いが肌を乾燥から守ってくれています。

 

しかし、この保湿機能も完璧ではありません。保っていた水分が保持できなくなってしまうことがあります。それは、肌が乾燥してしまうことが大きな原因です。

 

肌の乾燥によって、さらに水分が保てなくなり、乾燥でできた肌の隙きは、他の刺激を受けやすくなってしまったり細菌が入ってしまうこともあります。それらの刺激によって、かゆみが生じるのです。

 

6.「保湿不足によるかゆみ」

人の体には、汗と皮脂が合わさった、天然の保湿クリームとも言えるようなものがあります。これが角質層の外側にあり、肌トラブルから守るバリア機能の役割を果たしてくれています。

 

水分を留めておく効果があったり、細菌が入るのを防ぐバリアとなり、肌を守ってくれているのです。これが皮脂膜なのです。

 

このように、私たちは元来、自分の体の中に保湿成分を持っているのです。ですが、乳液や保湿クリーム、化粧水などを使っている人も少なくないですよね?必要なのでしょうか?

 

答えはというと、必要なのです。なぜなら、生活習慣が乱れたり、日頃のストレスなどの影響で、保湿成分の分泌が安定せず、乱れてしまうことがあるからです。

 

きちんと保湿をしてあげるには、手助けしてあげないといけないのです。

 

この保湿ケアをきちんとしないと、分泌量が乱れてしまった時にかゆみや湿疹を感じてしまい、乾燥肌になったり、肌トラブルの原因となってしまいます。

 

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かゆみには様々な原因がありまが、基本的には日頃からの保湿ケアをしっかりして肌が乾燥するのを防いだり、肌への負担を極力少なくするよう心がけることで、ある程度の肌トラブルは抑えることができます。

 

場合によっては病院で診察してもらうことも大切です。
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