【注意】乾燥肌の人は長時間加湿器を使ってはいけない!?

【注意】乾燥肌の人は長時間加湿器を使ってはいけない!?

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乾燥肌の人だけではなく、顔や手、肌に多くの人が乾燥を感じる秋冬には、オフィスや家庭でも加湿器を使う場面が増えましたよね。

 

加湿器自体もオフィスなど広い場所向けの業務用のものから、家庭用のもの、もっと手軽に使える小さな個人用のものまでありますよね。

 

でも、知ってましたか!?今では一般の人にも普及した加湿器ですが、実は乾燥肌の人にとっては、使用すること自体が良くないという場合もあるのです。

 

それに、使い方や管理を間違えてしまうと、乾燥肌の人だけではなく、誰にとっても悪影響が出てしまい、残念なことにもなりかねません。

 

タイプ別の加湿器のご紹介やポイントをご紹介していきたいと思います。

 

乾燥肌の人が気をつけるべきことや、どのような加湿器があるか、機能が自分に向いているのかを考えていただけると嬉しいです。

 

 

「色々なタイプの加湿器があるけど、どう違うの?」

加湿器に興味がある方なら、家電量販店で実物を見たり、インターネットで商品の情報や口コミをみたことがあると思います。

 

でも色々ありすぎて、結局デザインで選んでしまったり、売れ筋のものが良いものでしょと決めてしまった経験はありませんか?

 

本当に良い選び方は、どの加湿器が良い商品か、というよりも、どれが自分に適した商品かを考えて選ぶことが大切ですね。場合によっては、加湿器は使用しない方が良いなんてこともあるかもしれません。

 

まずは、加湿器にはどんなタイプのものがあるかを見ていきましょう。

 

1.スチーム式加湿器

水を温め、蒸気として空気中に発散することで、加湿するタイプのものです。熱を加えるので、雑菌の繁殖という点で見ると、少し安心できますね。ただし、加熱する際に電気を使うので、コストがかかることが難点です。

 

今の加湿器は安全にも気を配られてはいますので、危険は少ないですが、蒸気自体は熱いので、小さな子どもさんがいる家庭では気をつけたいですね。

 

2.気化式加湿器

スポンジなどに水を含ませて、ファンを使って風を送ることで、水分を蒸発させて、空気中に発散します。熱を加えないため、スチーム式に比べるとコストが安いというメリットがありますが、雑菌の繁殖は気になるところです。

 

しかし、UVライトが付いていて紫外線除菌ができたりと、除菌機能が付いているものが登場しています。熱い蒸気ではないので、小さな子どもがいても危険は少ないと言えますが、冬場は空気が冷えるデメリットがあります。

 

3.超音波式加湿器

水に超音波で振動を与えることで、細かな霧のような状態にして、空気中に発散するタイプの加湿器です。

 

あまり電気を消費しないので、USBケーブルでパソコンから電源が取れるようなものも多くあります。それゆえに小型でパソコン作業の際に横に置けるようなものもあります。

 

このタイプも熱を加えないので、除菌機能がついていない場合は、雑菌繁殖に注意しなければいけません。

 

4.ハイブリッド式加湿器

2つの方式を組み合わせたようなタイプの加湿器です。

温風気化式

 

気化式加湿器の、ファンで送る風を温風にすることで、加湿の効率があがったり、空気が冷たくなりにくいというメリットがあります。

 

加熱超音波式

超音波で発散する前に、水をヒーターで温める方式のものです。加熱するので、通常の超音波式に比べると、雑菌繁殖の心配は減りますね。また、こちらも空気が冷えにくくなるメリットがあります。

 

以上、主に4タイプのものが販売されている加湿器の主流のものです。

 

加湿する方式に違いがあり、空気中への広がり方にも若干違いはあるものの、今では、各メーカーもデメリットを克服する機能を付けつつ新商品が開発されているので、十分な機能が付いていれば安心して使えると思います。

 

除菌の機能がなくても、お手入れをしっかりできれば良いかと思いますが、お仕事や家庭で忙しいと疎かになりがちですので、除菌や掃除機能がしっかりしているものや、掃除のしやすいものを選ぶのがおすすめです。

 

「乾燥肌の人が加湿器を使ってはいけない!?ってどういうこと?」

加湿器の選び方はわかったけど、乾燥肌の人は使ってはいけないってどういうこと?と思った方もいると思います。

 

加湿器を使ってはいけないわけではないのです。ただ、使いすぎてしまうと、乾燥肌の人にとっては、良くない場合もあるので、注意が必要です。いったいどういうところに注意して使えば良いのか、ご紹介したいと思います。

 

加湿器を使うと部屋の湿度が高まることで、肌の水分が空気中に持っていかれることが少なくなります。そのため、乾燥肌の人はかゆみが減ったり、保湿しているのと同じような状態になりますので、その点で、加湿器を使うのは有意義ですね。

 

しかし、加湿している部屋から出て、乾燥している場所に行ってしまうと、その差がある分、一気に肌の水分が空気中に引っ張られて乾燥がひどくなってしまう可能性もあるので、加湿器は一時しのぎの対策といった印象が拭えません。

 

ですので、乾燥肌の人は加湿器を使ってはいけないわけではなくて、使っているからと言って安心してはいけないということなんですね。

 

乾燥以外でも、加湿器は手入れをしないと雑菌が繁殖しがち。そういった雑菌を部屋中に撒いてしまう可能性もあります。

 

乾燥肌の人は、雑菌が皮膚の隙間に入って刺激を受けると、かゆみがひどくなったり、発疹ができたり、乾燥がひどくなることもあるので注意が必要です。

 

「加湿器を使っても安心せずに、肌の保湿ケアが大切」

どんなタイプの加湿器を使っても、肌の乾燥を和らげてくれるのは、とても助かります。冬場には風邪などのウィルスも広がりにくいというメリットもあります。

 

ですが、カビや雑菌が繁殖する温床になってしまうことには注意が必要です。健康な人でも悪影響がある上に、乾燥肌の人にとっては、乾燥がひどくなってしまう原因にもなりかねません。

 

加湿器を使用する場合は、きちんとメンテナンスをしつつ、うまく活用したいですね。

 

加湿器を活用しても、それだけで安心せずに、肌自体のケアをしっかりすることが大切です。水分は与えるだけではなく、肌に留めることができなければ乾燥肌は改善されません。

 

お部屋の加湿で、肌に良い環境を保ちつつ、肌の保湿ケアをしっかりとして、肌のバリア機能を高めましょう。

 


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