一年中、かゆみの症状でお悩みの方へ!乾燥肌のケアが一年中必要な大切理由

一年中、かゆみの症状でお悩みの方へ!乾燥肌のケアが一年中必要な大切理由

普段は乾燥肌ではない人でも、冬は唇や頬がカサカサになったり、台所や家事で手があかぎれになってしまったり、悩む季節ですよね。

 

でも乾燥肌で悩む方の中には、空気が乾燥して肌がカサカサになりがちな冬場だけではなく、一年中かゆい!という方も多いのではないでしょうか?

 

その原因は、実は冬以外でも、肌が乾燥しがちな環境にいるからかもしれません。そこで今回は、冬だけではなく、それ以外の時期でも、どのようなことに気をつければ乾燥肌を改善していけるのか、考えてみたいと思います。

 

 

「どうして乾燥肌になるの?」

乾燥肌になるのは一体どうしてなんでしょう?まずは、その主な原因をご紹介したいと思います。
そもそも、普段、肌が乾燥しないのはなぜでしょうか。人の肌を細かく見ると、皮膚がありますね。この皮膚をさらに細かく見ると、いくつかの層になっています。その一番外側にあるのが、角質層と呼ばれる層です。
ここには、水分を留めて保湿する成分があるのです。その成分とは、セラミド、天然保湿因子(NMF)、皮脂などです。

 

これらがバランスよく働くことで、肌に水分がきちんと保たれます。これが肌のバリア機能と呼ばれるものです。バリア機能が正常に働き、水分がきちんと保たれた肌は、もちもち肌だったり、キメが整っている状態です。

 

また、皮膚は、ターンオーバーといって、正常な場合だと約28日周期で、新しい皮膚へと生まれ変わっていきます。このターンオーバーもきちんと行われていると、バリア機能もしっかり働いていると言えます。

 

このバリア機能が崩れてしまった時に、肌内部の水分が失われて、皮膚が乾燥し、隙間ができます。こうした隙間に外部からの刺激を受けることで、かゆみを感じるのです。

 

「乾燥肌」には定義はありませんが、肌がカサカサ乾燥しがちで、自分で乾燥肌だと感じる人は、このバリア機能が崩れてしまっているためでしょう。

 

かゆみが続いたり、ひどくなるとヒリヒリ痛みを感じるようにもなります。

 

「乾燥肌の原因は?一年中同じ理由?」

では、乾燥肌になってしまう原因は何でしょうか?冬に肌が乾燥しているな、と感じる人の大きな原因は、空気が乾燥していることによって、肌の水分が放出されてしまうためでしょう。
それでは冬以外の季節、特に夏は湿度も高いのに、肌が乾燥するという方もいるのは不思議ですよね。
ですが、乾燥肌の原因は色々なところにあるのです。以下のようなものが主な原因です。

 

「エアコンの使用による空気の乾燥」

夏にかゆい理由の一つには、「空気の乾燥」もやはり関係しているかもしれません。夏の空気の乾燥は、主に室内でのエアコンの使用によるものです。暑いからと直接風を浴びたりしてしまうと、余計に乾燥してしまいますね。

 

「紫外線」

また、空気の乾燥以外にも夏特有の理由によるかもしれません。それは紫外線です。
紫外線は皮膚内部にまで注ぎ込んできます。これによって、角質層の保湿成分が破壊され、バリア機能の低下を引き起こします。そして、肌が乾燥してしまったり、外部からの刺激に弱くなってしまうのです。

 

でも実は、紫外線は夏だけではなく、春や秋でも結構多く注いできます。ですので、ほぼ一年中、紫外線の影響だけでも気をつけないと、乾燥肌の原因になりかねません。

 

「肌の老化」

年齢を重ねると、どうしても肌も老化してしまいます。肌に水分を保っておく力や、皮脂を分泌する力が衰えるために、肌の保湿力が低下し、乾燥しがちになります。

 

以上のように、乾燥のイメージが強い冬だけではなく、他の季節にも乾燥する原因があったり、季節とは関係なく、乾燥してしまう原因があります。
そのため、同じ原因、違う原因、両方とも考えられますが、一年中かゆい状態にもなるのですね。

 

「入浴時や洗顔時には、乾燥肌を引き起こす原因がたくさん隠れている!?」

乾燥肌になる原因は一年中あるのですが、洗顔をする時や入浴をする時も、その方法によっては乾燥肌にしてしまっているかもしれません。

 

例えば洗顔する時や体を洗う時、洗顔フォームや石鹸をよく泡立てずに、肌でこすってしまったり、きれいにしようと一生懸命こすってしまったりしていませんか?

 

実はこの時に、皮脂汚れと共に、必要な皮脂まで洗い流してしまっているかもしれません。
皮膚は皮脂と汗が混ざった皮脂膜で内部の水分を保っています。いくら肌に水分を与えても、そこにふたをして保湿する役目の皮脂膜がなければ、バリア機能も低くなり、乾燥していってしまいます。

 

冬にお湯で洗い物をしていると、手がカサカサになってきてしまうこと、ありますよね。それも皮脂がお湯で流されてしまっているからなのです。冬は冷たい水で洗い物というのは、つらいですが、皮脂は油分なので、お湯よりは水に強いため、乾燥肌にさせないためには、水やぬるま湯の方が良いのです。

 

そのため、洗顔や体を洗う時、また浴槽のお湯も熱いお湯ではなく、ぬるま湯を使う方が肌にとっては良いのです。

 

「乾燥肌には水分をたっぷり与えて保湿をしましょう!」

乾燥肌にしない、悪化させないためには、皮膚のバリア機能を低下させないため、皮脂を落とし過ぎないようにしたり、皮膚を傷つけないことが大切です。

 

そしてそれだけではなく、年々減っていく水分を取り戻さなくてはいけません。そして、与えた水分を肌に留める、保湿対策が大切です。季節を問わず、一年中、続けていきましょう。

 

そして、乾燥にも負けない、キメの細かいもちもち肌を取り戻していきたいですね!

 

リンク【保湿の力で肌も喜ぶ!乾燥肌・敏感肌にはアクシリオ!オールインワンゲル

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